本州一周TT スタートまで

2023年ゴールデンウィークに本州一周TTをしてきたので内容をまとめておきます。

 

ウルトラライドに挑戦するまで

D241は自転車を中心に競技系エンデュランスと旅ライドの両方を楽しんでいる者です

乗鞍や伊吹山ヒルクライムに始まり

2011~2020 JBCF登録レース
2013 全日本自転車競技選手権大会大分エリート出場
2014 神郷デュアスロン年代別優勝
   富士山SEA to SUMMIT(自転車+登山)
2016 倉敷トライアスロン2h9m
   岡山マラソンサブスリー
2017 SR600開始(2023年現在ランドヌール部門完走6本)
2018 全日本自転車競技選手権大会益田エリート出場
2019 最上稲荷バーティカルラン
2020 エベレスティング13h44m 熊山トレイルランミドル
2021 R2キャノボ達成
2022 R1キャノボ達成 BRM開始 SR達成 1000km×2達成
2023 SR、SPR 達成

と、「これ」と感じるチャレンジをいろいろしてきました。

ワールドマスターズゲーム関西という、マスターズのオリンピック的なレースで一区切りをしようとしたのですが、コロナ騒動でレースは中止、モチベーションを無くしてしまい、性格的に絶対はまると思い敢えてやっていなかったBRMを始めたのが2022年1月です(スポット的に走れるSR600の方を先に始めていた珍しい?パターン)

ああ、ついに本格的にロングライドに手を出してしまった。

そうすると、全国の名だたるロングライダー達の走りを知る機会が増え、ツイッターやブログなどでありえない挑戦を目にするようになりました。その中でひときわ逸していたチャレンジがなるさん、落合さん、高岡さんがされていた日本縦断でした。

なるさんや高岡さんを迎撃(応援)していたときは、特に自分もウルトラライドをしよう!ではなかったのですが、もしかしたら試算が始まっていたのかも?

1000キロブルべを2022年に2本走ってみて、走って寝て電装系を含み完全にリセットできる1日の距離として350kmくらいは行けそうな気がしました。

J1プロテクトなども知りました、もう四国一周で股ずれができ、座っても立っても地獄になりながら走っていた自転車初期のD241ではありません(笑)

 

本州一周TTとは?

そこから日本縦断とならなかったのは飛行機輪行の経験が無かったからです。(ハワイ、沖縄、北海道、台湾行きたいわん)

そこで、輪行自体の必要のない本州一周TTに挑戦することにしました。

本州一周TTとは過去に有志ランドナー達が行ってきた、主要国道を繋ぐ環状系タイムトライアル。スタート地点は全国どこからでもよく、通常版(紀伊半島なし)で約3300km、真本州1周で役3600km。今回挑戦したのが通常版で、9日を切れば達成、それ以上時間がかかると完走という事になっています。自転車が通ることを認められている道であればどのようなルートを走ってもいいですが、チェックポイントとして日本橋道路元標、青森4号線7号線の始点終点、新山口駅、大阪道路元標は必ず通らなければいけません。ここで自転車とオブジェの写真を写して通過証明となります。

本州一周チャレンジは知っている範囲では2018年を最後にされていない様でした、5年ぶりの期待の?へんt…挑戦者です。

 

ルートについて

国道1号線2号線はキャノンボールを達成していましたし、東舞鶴ー小浜間、富山ー直江津間は走ったことがあります、山陰もある程度は分かります。問題は東京と直江津を結ぶライン以北の土地勘が全くないことでした。その為、ルート作成は難航しました。三週間位悩んで、なるさんにDMして過去ルートを参照ルートとしていただけないかと相談させてもらいました。すぐに快諾していただきルートを送っていただきました。過去チャレンジャー達が試行錯誤で作ってきたルートであると思うので、通行不可箇所などを精査しながら感謝しながら使わせていただきました。

ルートが決まることでようやく距離が分かり、あらかじめ宿の予約を取ることができました。走れるところまで走って現地で宿をとるやり方もあると思いますが、雨の予測のつかない長丁場なので今回はあらかじめ宿を確保する方法をとっています。とりあえずのピリオドがあり休める場所が確定している事は精神的にもプラスに働くと考えました。

 

スタート日時と場所の設定

ここまで準備をしてもゴールデンウイーク中日の休みが取れないとチャレンジ不可となります、仕事の段取りをして、実家の手伝いなどともかぶらないことを確認して、ゴーサインを出しました。スタート地点は岡山市南区飽浦のローソン、県庁とか岡山駅前とかもっとアイコニックな場所あるだろうという話ですが(笑)、住まいから近いのと金甲山のふもとのあのローソンとしてローカルな知名度はある程度ある場所です、「あのローソン」の前の道は果たして青森までつながっているのでしょうか?

装備品スタメン

 

スタート時刻は仕事が終わって即ローソン前スタート。このプランだと宿泊が1日増える計算になりますが、仮に九日間内で達成とならなくても若干の猶予ができ、完走できる可能性が増えること大阪の元標前を早朝に通過できるメリットがあること、仕事が終わって即仮眠はおそらく寝れないのでは?という考え。結局2023年4月28日17時18分にコンビニ前で証明写真を取ってスタートしました。

スタート時間プロパティ