2023年本州一周 3日目

おはよう、というかおそよう
7時スタートだから遅くはないんだけど、こういうライドにしては遅いスタート。

今日は310キロ程度と2日目までと比べてかなり短いぞ!(一般的には短くない)

もう雨でチェーンがドロドロ状態なのでオイルだけはさしておく。

通勤通学時間帯なので走り始めは車が多かったがなにせ連休の合間の平日だけに、まだましという交通量に変わっていく。ありがたい

順調にグロスアベレージを稼げたので白石の道の駅でブレーキパッドを交換。
自転車もドロドロでもうこの時点で「めっちゃ戦ってきた」状態。
リムも真っ黒で、この状態だと削れまくるのでコンビニに行ったときについてきたお手拭きとかである程度の汚れを落とした。(次の日あび高原の下りでまた汚れるんだけどね)

今日は晴れまくっていてメンタルが回復していく。

メインの東北区間が晴れているのは嬉しい!

福島、仙台、奥州と順調に旅程は進む。

北上(って地名がもうかっこいいな)川にいたると少し肌寒い。かなり人道的な疲労感で盛岡入りができた。食べるお店とか全く調べていなかったのでもういいやと安定のコンビニ飯。店で食べるには下調べが必要だ。明日は最低気温が予想される登りがある、よく休んでおこう

2023年本州一周 2日目

朝起きたら奇跡的に雨が上がっているかと思ったが、全然でした。

結局、どのコースを走るか感性で決めることに。

キャノンボールでまず使うことがない熱海抜けをしてみたい

準備を済ませて沼津までの海岸線を快調に走る。

雨は大したことなく感じたが、とにかく風が強く木が曲がっている。

今日の風向きはよく、登り方向に吹いている為にまあまあの斜度なのに楽に登っていける。オラッチェ

 

頂上付近のトンネルを抜けて急だと聞いていた熱海までの坂を下っていく。日曜日なので朝なのにまあまあの車がいる。途中譲ったりしながら安全に。

 

熱海の町を抜けて海岸線に出ると、白波が立っている。風向はいいがとにかく小田原まではアップダウンが多い。バスの他は大型が通らないのは走りやすい。

大磯駅を抜け通称湘南弾丸道路に入る。ようやく雨が上がり始めた。

横浜前に戸塚駅、一応ショートカットも予習していったのに、分からないというかショートカット部分工事中?かなり手こずってしまう。
横浜駅前の4車線?右折カーブもこれかという感じだった。どのレーンで曲がるか全然分からないし、なんなら陸橋を使った。
そして銀座、歩行者天国解放前に間に合ってなく、迂回。アウェーの洗礼。

何とか東京の元標着。

ここまでは一応情報が多い区間だがここからは日本最長国道4号を走っていくことになる。ここと上越をつなぐラインより北は完全未走破区間だ。とりあえず橋3本について自転車の通行ができないのは予習済み。

無理やり4号を逸れて千葉に一瞬だけ入ってみたりする。自動運転テスト道路?ほほう

その後は快走路になる。タイヤがついた乗り物全般がスピードが出るように作られている道…だ。それゆえに休みどころがないというか、できれば宇都宮まで集中して走っておきたい所だ。宇都宮でようやく登りが始まり走りとして落ち着くことになる。

那須高原までの長い登り。

ピークでは流石に寒く、冬装備までは使わないまでも追いグローブと追いレインウェアを使った。下りも長い。正直うんざりするくらい長く、郡山についたのが2時近かった。雨と都心部でとにかく疲れた。明日はそこまでの距離はない、ちょっと遅い時間帯まで寝よう。

 

2023年本州一周 0日目、1日目

さらば岡山

達成制限時間が9日間ですので17時スタートのこの日を加えると10日目の17時までが期限となり、表記上分かりづらいので0日目という表現にしました(朝0時スタートとかだと分かりやすいんですが)

旅の入りから雨だと流石に少しだけ嫌なものですが、児島湾大橋はいい具合に晴れています。

児島湾大橋より

しかし、

ウルトラ距離を走るというのにこの圧倒的な地元道感w
本当に青森まで行くの?という通常ライドコース

250号の慣れた道

250号を使って赤穂から相生ぐらいまで行って、ようやく生活圏を抜けた感が出る。

加古川の交通量の多い道も、計算通りピークを過ぎています。

西明石まで進んで0日目終了、仕事即スタートの疲れを寝て回復させます。

 

1日目出発します

 

むくり、1日目開始、とりあえず大阪の元標を目指しましょう

国道2号線キャノボの時は神戸からのルートはほぼ2号線をなぞったのですが、今回は43号を尼崎まで使います。2号よりも圧倒的に信号インターバルが少なく、キャノボの時のあの辛さは何だったんだよぉー!

大阪の朝

危なげなく大阪に入れました。

元標に行ってみると、ちょっとした人だかり?

おとうふさんがハーフ?中山道TOでゴールしたばかりのタイミングで、
えむきゅうさん、RX01さん、ちゃけのびさんに、ついでに迎撃してもらえましたw

 

今回はフォトチェックのみなので、そこそこにスタートします。みなさん応援ありがとうございます、行けるとこまで頑張ります。

おとうふさんキャノボ達成おめでとうございました。

青森行くマン

VS国道1号線開始

ここから国道1号線攻略フェイズに入ります。いつもの清滝峠を越えて調子よく木津川まで来ると

向かい風強ない?

 

木津川、伊賀のあたりで向かい風がつらい、これが風を選べないときのキャノボか

情けないほど進まないが、要は踏めば進むと繰り返してペダルを回します。

趣はあるが観光客が多くスピード出せないところ

名古屋市街をR23で回避して再びR1からの姫街道

気のせい気のせいと無理やりごまかしていましたが、屈しました。雨です

浜松でなるさんに迎撃してもらえることになっており、タイミング的にもう少しなのですが、もうウインドブレーカーでは無理とレインウェアを着込みます。

迎撃ポイントでは、なんとなるさん水玉ジャージと水玉サーベロで迎えてくれました。

雨なのに…分かりやすいようにと…感激(´;ω;`)

後ろについてもらい、しばらく浜松の街を走って、こぶしをぶつけ合ってグッドラック!!

ウルトラの第一人者のなるさんに気合いもらいました!これは頑張るしかありませんね!

 

とはいえペースとしてはマイペース、降り続く雨の中金谷峠を越え宇津ノ谷峠をこえての愚直走り。夜12時近くまで走ってようやく新富士の宿に到着しました。

洗濯機はあるんですが、屋上の雨の中、無いよりヨシ!
しかし、明日の朝の天気なんですが、御殿場の降水量が9mm、熱海抜けはもう少しましなようですが、どうするどうなる?!

とりあえず寝ます、おやすみなさい。

本州一周TT スタートまで

2023年ゴールデンウィークに本州一周TTをしてきたので内容をまとめておきます。

 

ウルトラライドに挑戦するまで

D241は自転車を中心に競技系エンデュランスと旅ライドの両方を楽しんでいる者です

乗鞍や伊吹山ヒルクライムに始まり

2011~2020 JBCF登録レース
2013 全日本自転車競技選手権大会大分エリート出場
2014 神郷デュアスロン年代別優勝
   富士山SEA to SUMMIT(自転車+登山)
2016 倉敷トライアスロン2h9m
   岡山マラソンサブスリー
2017 SR600開始(2023年現在ランドヌール部門完走6本)
2018 全日本自転車競技選手権大会益田エリート出場
2019 最上稲荷バーティカルラン
2020 エベレスティング13h44m 熊山トレイルランミドル
2021 R2キャノボ達成
2022 R1キャノボ達成 BRM開始 SR達成 1000km×2達成
2023 SR、SPR 達成

と、「これ」と感じるチャレンジをいろいろしてきました。

ワールドマスターズゲーム関西という、マスターズのオリンピック的なレースで一区切りをしようとしたのですが、コロナ騒動でレースは中止、モチベーションを無くしてしまい、性格的に絶対はまると思い敢えてやっていなかったBRMを始めたのが2022年1月です(スポット的に走れるSR600の方を先に始めていた珍しい?パターン)

ああ、ついに本格的にロングライドに手を出してしまった。

そうすると、全国の名だたるロングライダー達の走りを知る機会が増え、ツイッターやブログなどでありえない挑戦を目にするようになりました。その中でひときわ逸していたチャレンジがなるさん、落合さん、高岡さんがされていた日本縦断でした。

なるさんや高岡さんを迎撃(応援)していたときは、特に自分もウルトラライドをしよう!ではなかったのですが、もしかしたら試算が始まっていたのかも?

1000キロブルべを2022年に2本走ってみて、走って寝て電装系を含み完全にリセットできる1日の距離として350kmくらいは行けそうな気がしました。

J1プロテクトなども知りました、もう四国一周で股ずれができ、座っても立っても地獄になりながら走っていた自転車初期のD241ではありません(笑)

 

本州一周TTとは?

そこから日本縦断とならなかったのは飛行機輪行の経験が無かったからです。(ハワイ、沖縄、北海道、台湾行きたいわん)

そこで、輪行自体の必要のない本州一周TTに挑戦することにしました。

本州一周TTとは過去に有志ランドナー達が行ってきた、主要国道を繋ぐ環状系タイムトライアル。スタート地点は全国どこからでもよく、通常版(紀伊半島なし)で約3300km、真本州1周で役3600km。今回挑戦したのが通常版で、9日を切れば達成、それ以上時間がかかると完走という事になっています。自転車が通ることを認められている道であればどのようなルートを走ってもいいですが、チェックポイントとして日本橋道路元標、青森4号線7号線の始点終点、新山口駅、大阪道路元標は必ず通らなければいけません。ここで自転車とオブジェの写真を写して通過証明となります。

本州一周チャレンジは知っている範囲では2018年を最後にされていない様でした、5年ぶりの期待の?へんt…挑戦者です。

 

ルートについて

国道1号線2号線はキャノンボールを達成していましたし、東舞鶴ー小浜間、富山ー直江津間は走ったことがあります、山陰もある程度は分かります。問題は東京と直江津を結ぶライン以北の土地勘が全くないことでした。その為、ルート作成は難航しました。三週間位悩んで、なるさんにDMして過去ルートを参照ルートとしていただけないかと相談させてもらいました。すぐに快諾していただきルートを送っていただきました。過去チャレンジャー達が試行錯誤で作ってきたルートであると思うので、通行不可箇所などを精査しながら感謝しながら使わせていただきました。

ルートが決まることでようやく距離が分かり、あらかじめ宿の予約を取ることができました。走れるところまで走って現地で宿をとるやり方もあると思いますが、雨の予測のつかない長丁場なので今回はあらかじめ宿を確保する方法をとっています。とりあえずのピリオドがあり休める場所が確定している事は精神的にもプラスに働くと考えました。

 

スタート日時と場所の設定

ここまで準備をしてもゴールデンウイーク中日の休みが取れないとチャレンジ不可となります、仕事の段取りをして、実家の手伝いなどともかぶらないことを確認して、ゴーサインを出しました。スタート地点は岡山市南区飽浦のローソン、県庁とか岡山駅前とかもっとアイコニックな場所あるだろうという話ですが(笑)、住まいから近いのと金甲山のふもとのあのローソンとしてローカルな知名度はある程度ある場所です、「あのローソン」の前の道は果たして青森までつながっているのでしょうか?

装備品スタメン

 

スタート時刻は仕事が終わって即ローソン前スタート。このプランだと宿泊が1日増える計算になりますが、仮に九日間内で達成とならなくても若干の猶予ができ、完走できる可能性が増えること大阪の元標前を早朝に通過できるメリットがあること、仕事が終わって即仮眠はおそらく寝れないのでは?という考え。結局2023年4月28日17時18分にコンビニ前で証明写真を取ってスタートしました。

スタート時間プロパティ